マイクロ波で飛行機が飛ぶか机上検証
近年マイクロ波電力伝送の検証実験としてマイクロ波で飛行機を飛ばそうと言う試みがなされています。
本当に飛びそうだと判った場合実験したくなるのが技術屋の性です。そこで実験確認する場合に手に入り易い設備を条件設定してマイクロ波電力伝送の机上検証を行います。
条件
- 送信器 : 工業加熱用の2450MHz、5kW出力のマグネトロン
- アンテナ: USA、Cバンド衛星放送用の1.8m円形パラボラアンテナ。一次輻射器を改造して使用。
- 飛行機 : 翼長2m程度の大型ラジコン飛行機
- 飛行高度 : とりあえず10m程度。
検証の手順
- [アンテナ利得]の計算
- [ビーム幅]の推定
- [飛行高度の電力束密度]の計算
- [飛行機受信電力]の計算
- [プロペラ駆動動力]の推定
結果
結果を先に話してしまいますと、大成功です。先に設定した条件で、立派に飛行機は飛びそうです。ただし、アンテナのビームが殆ど機体の投影面しか照射しない狭さですから、飛行実験する場合はアンテナを軽トラックにでも載せて飛行機と一緒に走れる様な広い場所が必要です。電波法の問題さえクリアーできれば飛行実験してみたいですね。
飛行高度を例えば100mとして定点アンテナで自動追尾する手も在りますが、伝播損失が100倍になりこの条件では難しでしょう。
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